そうだ、ノワールを描こう、いやちょっと待て
そういえば、ノワールを書きたかったんだった。
ノワールとは何か。
Noir(ヌワール、ノワール、ノアール)はフランス語で黒という意味。
暗黒小説、フィルム・ノワール - 小説、映画の一分野。人間の悪意や差別、暴力などを描き出している。闇社会を題材にとった、あるいは犯罪者の視点から書かれたものが多い。
「ノワール」Wikipediaより。
えっ、あっ、そうなの?
知らなかった。闇社会とか犯罪じゃないとダメなんかな?
いや、私が書きたかったのは、そういうのでなく、ちょっと雰囲気がダークな感じの、でも犯罪ではない感じのあれなんですが…。
まあ、カテゴリはどうでもいいのかもしれない。と、勝手に持ち込もうとしたノワールを、盛大にぶん投げるスイカ(私)。
とりゃー!
ぶうん!
それはいいんだが。いやよくないのか。わからんが。
Wikiにもあったように、
映像面では照明のコントラストを強くしたシャープなモノクロ画面や、スタイリッシュな構図が作品の緊張感を強調するために多用される。
「フィルム・ノワール」Wikipediaより。
要は、モノクロで、見た目がシャレオツな感じの絵とか漫画を描いてみたい、ってことですね。私のノワール志向というのは。しかし、モノクロだのスタイリッシュ画面だの、いきなり描こうと思っても描けない…。
ということで、映画を見てみようかと思い立った。モノクロの映画なら、何かの参考になるのでは。というもくろみ。
何を見ようかな。Amazonプライムで見られるものがいいな…。
と、思ったら「そして誰もいなくなった」のモノクロ版があった。
再び説明するのもあれなので貼っておきます。
この↑メモで書いたように、最近わたくし、個人的にちょっと「そして誰もいなくなった」づいているので、それを見てみることにしました。
で、見た感想…を、メモしようかと思ったけども、書くの難しいですね…。
ついウッカリ、ノリでネタバレしてしまいそうな予感がします。
というわけで、感想を箇条書きにしてみる。
- 原作は列車のシーンから始まるが、映画は船に乗って島にやってくるところから。
- 船で、やたらスカーフが顔にへばりつく。
- 船のシーン長い。
- 短い映画なのに、最初の船のシーンがやたら長い。
- 船、揺れすぎ。
- 波がめちゃくちゃ高いんだが、あれはどうやって撮っているのだろう。
- わからんが、とにかく揺れすぎ。
- 名前が違う!
- 原作と同じ名前の人もいるが、名前が違う人が何人かいる。なぜ?
- おかげで誰が誰だかわからなくなり、序盤で混乱するスイカ(私)。
- 猫がいる!かわいい!けど、特に事件と関係ないのか?
- あの毛糸玉、どうなっとるん?
- ブレントさんの、あの編み物は何を編んでいたんだ?あれはかぎ針編みか?片手にしか編み針を持っていなかったが、あれはかぎ針編みなのか?
- ロジャーズ大暴れ。
- 大暴れするロジャーズに納得。原作では、使用人だからなのか、ほかのキャラクターからかなり下に見られていて、読んでいて微妙な気持ちになったんだけども。映画では、ちょっと漫画チック?な感じで、どことなくコミカルにやりとりをしていた。私は、映画のロジャーズのほうが好きかもしれない。
ネタバレしないように、と思ったら、本当にどうでもいいことしか書けなかった…。
あと、この映画、特にノワールというわけではない気がする。
犯罪ものではあるかもしれんが、ノワールというジャンルではないような…。
私はいったい何をやっているのか…。